menu

噛む犬をしつけないと大変なことに

犬に噛まれた時に注意したい怪我・疾患・感染症!

噛まれた時に注意したい怪我・疾患・感染症

犬が人を噛んだ場合、最も問題が大きくなるのが相手に怪我をさせてしまうケースです。

また、ちょっとしたキズや怪我の場合傷口が治ってしまえばある程度は問題になりませんが、怪我による感染症等の方がこの場合重症になってしまう事もあります。

これは何も第三者を噛んだ場合だけに限った事ではなく、飼主本人や家族を噛んでしまった場合もケガや感染症などの原因になることがあるので注意が必要です。

犬に噛まれた時に負う怪我(内出血・裂傷・化膿)

犬の噛み方が軽い場合、傷は無いものの患部が赤紫色に腫れてしまうことがあります。これが「内出血」で、皮下組織や体腔内に血液が溜まってしまった状態です。

内出血のみであれば、ある程度の期間が経過すれば自然に治癒する可能性もありますが、皮膚の下の組織に激しいダメージを受けているような場合回復が遅くなる可能性があります。

次に、犬に強く噛まれた場合は深い傷を負ってしまい、自然治癒だけでは対処できないケースもあります。人間と違って犬の歯は細く鋭いため、表面上傷が小さい場合でも、奥に深く傷を負ってしまう事もあります。

この場合、創部(キズの部分)から雑菌が入り、傷付いて崩れた皮下組織内で細菌が繁殖すると化膿してしまいます。化膿をしてしまうと傷の回復も遅くなり、最悪の場合傷の周辺組織が壊死してしまう事もあります。

ですので、犬にかまれた場合、傷の大小に関係なく自分で判断せずに、一度病院で診察してもらった方が良いでしょう。また、化膿の予防としても、病院を受診して消毒や抗菌薬の投与等の手当てをしてもらうようにしましょう。

犬に噛まれて起こる最悪の疾患!狂犬病

犬に噛まれて起こる病気として有名なのが狂犬病です。

狂犬病ウイルスを保有する犬に噛まれた場合、発熱や食欲不振、傷の痛み、知覚の異常などの症状が現われます。病状が進むと水を飲めない恐水症やけいれん発作、高熱、厳格、錯乱、麻痺などが起こり、呼吸困難や血圧低下を起こして死に至る場合もあります。

日本国内では基本的に狂犬病は起こらないと考えて良いですが、海外では年間4~5万人もの死者が出ているのも事実です。

もし、海外にて犬にかまれた場合には早急に、傷口を水と石鹸で洗い10分以上流水で傷口を洗うようにします。そして直ぐに病院に行き予防接種をするようにします。

基本的に日本では50年以上狂犬病の確認が無いので狂犬病を発症する可能性はほぼありませんが、少しでも狂犬病にかかっている可能性のある犬に噛まれたのなら病院で相談するようにした方が良いでしょう。

参考:狂犬病症状、治療、原因

犬に噛まれたら破傷風(はしょうふう)にも注意

破傷風は広く土壌中に分布する破傷風菌が感染することにより発症し、最悪の場合死亡する事もある感染症です。

破傷風菌が生成するのは神経毒で猛毒性があり、主に傷口から感染する場合が多い病気です。

症状は脊髄などの中枢神経伝達機能不全がおこり口元の麻痺、筋肉痛などが自覚され症状が進行すると全身麻痺や筋肉弛緩などを発現させて死に至る場合もあります。

日本では破傷風の予防接種が義務付けられているものの、高齢者や免疫力が低い人は発症する可能性があるので要注意です。

破傷風はあらかじめ予防接種しておくと感染を防止できます。また症状の軽い初期に適切な治療を行えば命に関わる事はありません。

破傷風は犬などの動物にも容易に感染するしますので、もし犬に噛まれた場合には傷口をすぐに消毒洗浄するようにしましょう。

破傷風の治療や予防接種は?

日本では治療薬などは多くの病院で保有していますので発症してからでも手遅れになる事はありませんが、それでも念のためにワクチンを注射する場合があります。

海外旅行の時は旅行先での噛まれ怪我などで感染しても処置が遅れる場合もあるので、あらかじめ予防接種をしておくと良いでしょう。

参考:破傷風症状、治療、原因

犬に噛まれた時に注意したい事

犬に噛ませない!犬に噛まれない!事が重要ですが、万が一犬に噛まれたりした場合には、傷が小さくても一度病院で診察してもらう方が安心です。

例え擦り傷程度でも、雑菌等で化膿したり何かに感染したりする可能性があります。このような感染症もあるという事を意識し、億劫がらずに病院に行くようにして下さい。


我が家のワンちゃんが噛む理由をチェック!
ドッグトレーナーが教える犬のしつけ方法公式サイトへ

関連記事