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噛む犬をしつけないと大変なことに

飼犬の鳴き声や吠え声は「騒音」と判断されるのか?

飼い犬の吠え声は騒音と判断されるのか

あなたは「騒音」という言葉から何をイメージするでしょうか?

騒音に感じる音の種類は人によってさまざまです。

近所の道路工事の音やバイクや自動車のマフラーの音だけでなく、ボリュームの大きいテレビの音、ときにはピアノやギターの演奏、掃除機や洗濯機の音も騒音と感じる事があります。

そう考えると、飼犬の鳴き声や吠え声は騒音として問題になるのかという疑問が出てきます。

騒音とは何か?

騒音とは人間が不快に感じる音の事です。

感じ方には個人差がありますが、日本では「環境基本法」という法律で基準が定められています。

基準には「dB(デシベル)」という単位が用いられ、この数値で騒音の程度を判断します。

騒音を規制する法律としては「騒音規制法」がありますがこれは工場や建設作業場の騒音を対象としており、一般家庭のペットの鳴き声や吠え声は対象とはなりません。

犬の声が騒音として問題になるのは、社会通念上、受忍限度を超えると判断される場合です。

受忍とは耐え忍んで受け入れるという意味で、不利益や迷惑を被っても我慢する事を指します。

この限度を超える大きさの犬の声は騒音と判断されるわけです。

どのレベルから騒音になるのか?

「環境基本法」では犬の吠え声が騒音と判断されるレベルは昼間なら53dB(デシベル)、夜間なら40dB以上としています。

40~50dBは静かな図書館内にいるのと同じ程度から一般的な会話をしている程度のあいだの音の大きさです。

ちょっとイメージが湧きにくいかもしれませんが、かなり静かな状態を指すと考えていいでしょう。

犬の鳴き声や吠え声は犬種によっても異なります。

  • ラブラドールレトリバー 92dB
  • アメリカンコッカースパニエル 92dB
  • ゴールデンレトリバー 91dB
  • シェパード 91dB
  • ミニチュアダックスフンド 89dB
  • 柴犬 86dB
  • ホワイトテリア 86dB
  • シェルティ 85dB
  • ボーダーコリー 84 dB
  • ポメラニアン 80dB

これではほとんどの犬の声が騒音レベルと判断されそうです。

ちなみに昼間のテレビの音は67dB、大型自動車の走る音が86dB程度です。

92dB以上の騒音といえば、工場の金属プレス機の音やカラオケ店内の音に相当しますから、飼主が思っている以上に犬の声は大きいといえるでしょう。

可愛いワンちゃんの声が騒音になると考えると少し残念ですが、ご近所には病気で寝ている人や夜勤明けで昼に眠っている人もいます。

責任ある飼主として、大きなトラブルを起こさないためにも愛犬の鳴き声・吠え声には注意したいものです。

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